どこにいるの?
” どこにいるの ”
最初君が僕に話しかけてきたとき、
僕は、何も思わなかった。
でも君の瞳が、輝いて見えたのは覚えてる。
まるで探してた何かを見つけたようにね。
君の笑顔がだんだん、僕の中に入ってきた。
守ってあげたかった。
守ってあげようと思った。
なのに・・。
なのに・・・。
僕は君から” 笑顔 ”を奪ってしまった・・。
君の表情から” 笑顔 ”が消えた・・。
空を見上げても、碧く見えない・・。
涙の粒が、君の頬をつたったとき、
僕の心ははじけて、後悔だけが残った・・。
でも・・、
でも・・・、
それでも君は、僕を責めなかった・・。
何故・・・。
責めてくれれば・・、
まだ気が済んだかも知れなかった・。
君を忘れられたかも知れなかった・・。
今も君のことは覚えてるよ。
僕の心の中には、笑顔の君がね。
涙は、もう枯れた・・。
君の分も流したけど、
君の涙の分には、敵わなかっただろうね・・。
今はただ、
君が幸せになっていてくれたら・・。
それだけが僕の想い。