「 恵子 」
彼女は自分の友達全員に、僕の事を紹介してた。
結婚してる女性もいたし、もちろんまだ22歳なので独身の女性もいた。
彼女は美人だったし、交友関係は広かった。
友人はたくさんいた。
僕の仕事場にも皆さん来たみたいだ。
何故かわかります?
皆心配で僕がどんな男か見定めに来てたんですよ!
ろくでも無い男なら皆反対しようと思って。
彼女の友人は皆、美人揃いだった。
僕のところへ来たのを知るのは、彼女と会ってから。
「 今日こんな女性が来たでしょ? 」って。
確かに思い当たる。
そんな感じだった。
彼女たちはお忍びで来てるんで、僕に何気なく些細なことを訪ねてた。
しかし本当に美人ばかりだった!
それには驚いた!!
芸能人でもいないくらいの美人揃いだった。
友人たちには僕は” 及第点 ”を貰ってた。
彼女は友人たちにいつも僕の事をしてたみたいだ。
「 だいちゃんはねぇ、とても優しいし気持ちよくしてくれるの。 」って。
「 なんていうか、かゆい所にも手が届くほどに!” 」って。
そんな彼女を裏切ってしまった。
彼女の友人の中で唯一姿を現さない女性がいた。
中山 美穂にそっくりの女性だと言ってた。
恐らく本当だろう。
彼女の友人たちはそれ以上に美人揃いだった。
その唯一の女性は、男とけんかしても負けないくらいの女性。
男が3人いてもやっつけるくらいにの女性。
もし僕が彼女を苦しめたりしたら、どうなっていたか・・。
この友人当然彼氏がいた。
どのようにしてやってるのかはわからなかったが、
僕を見張ってた。
確かに後から聞くと、その場所に僕いたしそのような行動をとってた。
逐一彼女が心配でどこかで監視してたみたいだ。
ある日彼女が言った。
「 ミホが、だいちゃんを取ろうかと言った 」って。
大泣きしたそうだ。
友人の美穂さんは勿論冗談で言ったはず。
「 恵子の使い古しなんかいらない 」って。
それで安心したみたいだ。
彼女に「 贖罪 」したい。
許してくれるだろうか・
時は大分経ってる・・・。