太宰 治
最近よく” 太宰 治 ”を読みかえしてる。
学生の頃、社会人になって独身の頃は良く本を読んだ。
所謂” 純文学 ”ばかりだった。
大正から昭和初期にかけての作品が多かった。
中でも影響を受けたのは” 太宰 治 ”だった。
最近転職した。
馴れない環境だ。
思い悩み落ち込んだ日々もあった。
よくあることだ。
最近休憩時間に太宰を読んでる。
太宰を読むと何故か” 自分 ”を取り戻せる。
冷静に自分の事を見れる。
そうすると誰かに何かを言われようが、あまり動揺は無く冷静に受け止められる。
今は” ヴィヨンの妻 ”を読んでいる。
僕はこの時代の言葉使い、表現に仕方が好きだ。
特に太宰の文章は面白い。
太宰は心中を3回行い、2回は自分のみ助かり罪に問われたこともあった。
3回目、玉川上水にて念願の” 死 ”にたどり着いた。
太宰は文面の中にこう書いてる。
” 死をもって人は完成される ”。
休憩時間太宰を読むことで落ち着きを取り戻し、淡々と仕事をするようになった。
あっ!そういえば前には気付かなかったけど、外でタバコを吸いながら休憩してるとパ-トの女性だろう。
歳の頃は20代後半くらいか・・。
決してそんなに美人ではないけど、” そそられる ”女性を見つけた。
結構休憩時間も楽しくなってきた。